スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【滞在258日目】「職」という現実

今同じキャラバンパークに住んでいて、同じミンチのラインで
しかも同じローテーションで一緒に働いている、あるコリアンが
います。彼とは行動を一緒にすることも多くて、歳も僕のひとつ上
なので(ワーホリ最年長がいた!)、何かと話をする機会が多いんです。
今日、仕事中にあらたまって「 May I ask you a question ? 」
(ひとつ質問しても良いですか?)なんて聞いてきたので
何かと思ったら、「 Why do you work so hard ? 」
(あなたはなぜそんなに一生懸命働くのですか?)だと。

こっちは仕事中だったこともあって、何と答えるのがいいかすぐには
思いつかず、とりあえずは

「It's my habit. For me, It's normal (things).
Almost Japanese is busy people, so I think that's Japanese mind.」
(それは僕の習慣なんだ。自分にとっては普通のこと。
 たいていの日本人は忙しいから、それは日本人の気質だと思うよ。)

と答えたんですが。

「But,(別の日本人の名前) is not so. Before, he did this position,
his work was slow. 」
(でも、○○はそうじゃないよ。前に彼がこのポジションをやったけど、
彼の仕事はゆっくりだった。)

と返されて、さすがに答えに詰まってしまいました(笑)
引き合いに出された彼にも悪いので笑ってごまかし、それ以上は何も
言いませんでしたけど。

何かこう、あらたまって真正面から聞かれると、答えに困りますね。
なので、自分なりに整理してみようと思ったのが今日のエントリです。

確かに自分は今までどんな仕事でも大事にしてきたし、人も自分を
真面目だと言います。真面目すぎる、とも言われます。
それは育ってきた環境もあるし、苦労してきたこともあるし、
もうしょうがないんですよね。自分でも仕事中毒(workaholic)かな
とはよく思いますけど。

例えば、高校(正確には僕は高専でしたが)生の頃、他の同級生は
遊ぶためにバイトするのに対し、僕はどうしてもバイトなしでは学校
生活自体ができない状況でした(定期代とか教科書代とか昼食代とか)。
親が働けずに生活保護を受け、学費免除を申請してましたから。

にも関わらず、バイト情報では「高校生不可」という案件が圧倒的に
多く、バイト先が限られてしまっていたので、
「その辺の遊ぶ金欲しさにバイトしてる不真面目な大学生なんかよりは、
ずっと一生懸命働いてみせるのに!」なんて憤っていましたね、あの頃。
ある先生が「学生は勉強が本分だからバイトなんかけしからん!」と
事情も理解せずに、偉そうにのたまったのにも腹立ってましたっけ。

今、一緒に働くコリアンたちは母国が就職難にあえぎ、やむを得ず
ワーホリを利用して、海外で働いているような人が多いのです。
ここで働き出してから何度か同じ質問をされたことがあって、それは

「なぜ、自分の国が裕福で職も充分にある日本人が、わざわざ海外に
来て働こうとするのか?」

というものでした。

自分としては、「広く世界を見てみたいから」「英語を身に付けて
今以上になりたいから」といったところなのですが、そんなのは
必要に迫られて海外で働こうとする人から見れば「金持ちの道楽」や
酔狂でやっているようにしか見えないかもしれませんよね。

ここで働き始めたとき、仕事が始まるまでの待機期間が、僕は運良く
1週間で済みました。でも、中には何ヶ月も待たされ続けた挙句、
あきらめて他の場所へ移動したり、帰国してしまったりした人も
いたようでした。
僕が働けるということは、その分ポストがひとつ減る訳ですから、
その時点で既に誰か他の1人が働けないでいるかもしれない訳で。
それは競争原理である以上、やむを得ないといえばそれまでですが。

だから、という訳ではありませんが、せめて仕事への一生懸命さや
パフォーマンスの高さで他の国の人に負けてしまっていたら、
本当に仕事やお金がなくて困っている人に対して申し訳ないよなぁ、
という気持ちでやっていたのはあります。それが自分の、日本人と
してのプライドだと思って。僕はその気さえあれば日本で働き続け、
必要十分以上の生活ができていたのですから。


だからね、○くん。ちょっと前の話だけど、「俺この仕事嫌だなぁ」
なんて、軽く言わないでもらいたかった。

それから、日本で暮らしている、特に若い社会人の皆さんは、
「自分の働く意義」を他人から問われることがありますか?
そして、もし問われたらそれに何と答えることができますか?
スポンサーサイト

■ Comment

非公開コメント

プロフィール

T.Satoh

Author:T.Satoh


Tインフラ系エンジニア。
2年間のオーストラリアワーホリで
海外就労を経験後、日本で再就職。
将来は教育系ソリューションで
新規事業を手掛けてみたい。

※Twitter連携してます。
 ブログ更新履歴は
@ho_okがつぶやきます。

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
FC2カウンター
Thank you for your access.
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。