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【滞在140日目】働くということ

今自分が働いている部署、というかフロア全体を取り仕切っているのは、
実は26歳の女性だったりします。
まぁ恰幅がいいので、僕もその話を聞くまでは、失礼ながらてっきり
年上だとばかり思っていましたけど。
なんでも、ここのミートファクトリーで働いて10年になるんだとか。
つまりは、日本で言えば中卒で働き始めて、叩き上げで現場を任される
ようになった人、という感じでしょうか。

たぶん、30~40人位はいると思うんです、このフロアには。
それも、色んな国の人が。
それだけでも、相当な苦労があるはずだと思うんですが。
しかも、しょっちゅう起こるマシントラブルに対処するために、さらに
技術的な専門部署のスタッフらしい人と折衝にあたったりもするので、
時にはものすごい剣幕で怒鳴ったりもするし、かと思えばマシンの騒音を
突き抜けて聞こえる位大きい声で笑ったりと、まぁ感情の起伏が激しい
人のようなんですね。

一方で、あるコリアンが言ってました。

「あの人はいつも怒ってばかりいるから、みんな彼女のことが嫌いなんだ」

聞けば、ここで働くほとんどのコリアンが、今まで働いたことがないような
人らしくて、例えば今自分がよく一緒に仕事をしてる人も、本国に帰れば
大学生だったりします(休学してワーホリしてるみたいです)。

日本では、学生がアルバイトをするのは普通かもしれませんが、
韓国ではそうでないのかもしれません。国民のほとんどが中流意識を持って
いる日本と違って、韓国や中国は貧富の差が激しいと聞きます。
大学に行けるような裕福な家庭に育てば、アルバイトなどしたことが
なくても、仕方ないのかもしれません。

そんな中で、今まで一度も働いたことがなく20代になった人が、10代の
頃からずっと働いていた人と共に働く状況というのは、きっと理解し得ない
感覚の隔たりが、彼らの間には存在するのだろうなと、そのコリアンと
話していて思いました。

自分はと言えば、家庭の経済的事情で中学1年から新聞配達をしていた
ような人間ですから、お金を手にするということに、人並み以上に苦労を
してきたという自覚(と自負)があります。
まぁその会社が異常だったのだとは思っていますが、社会人2年目にして
13人の新人の指導をさせられたりした経験もあります。

なので、どちらかと言えば現場を仕切っている人の苦労の方に肩入れして
しまうのかもしれませんが、立場的にはワーホリで来てる外国人、という点で
そのコリアンと同じ立場ではあります。僕はそのコリアンにこう返しました。

「怒っているように見えるけど、違うと思うよ。
みんなキャパシティがいっぱいなだけ。」
(Looks like angry, but I think no. Everyone just capacity full.)

境遇が違えば、やはり理解できないものなのでしょうかねぇ。
そのコリアンも、不思議そうな顔をするだけでしたが…。

同じ「働く」ということに関して、こうも感覚が違ってくるものなんですね。
まぁ、日本でもバイトの学生に社会人10年目の人間の気持ちなど想像
しようもないでしょうから、これは国や文化の違いというより、人と人との
感覚の違いの問題なんでしょうね。
そのコリアンにとっては、きっと実社会に出る前のよい経験になっている
ことと思います。
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プロフィール

T.Satoh

Author:T.Satoh


Tインフラ系エンジニア。
2年間のオーストラリアワーホリで
海外就労を経験後、日本で再就職。
将来は教育系ソリューションで
新規事業を手掛けてみたい。

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