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やっと、分かった気がする。

実は今回、気づいたことがあります。

前回の記事を書いた日、僕はCircurar Quey
(有名なシドニーオペラハウスの近く)という所にある、
カスタムズ・ハウスにいました。

そこにはお洒落な図書館があって、無線LAN(インターネット)が
無料で利用できるほか、日本の本やDVDを置いているコーナーも
あって、自分にとってはおあつらえ向きな場所なのです。
おととい、たまたまそこの「新着図書」にあった本に目が留まったの
ですが、それは、「アスペルガー症候群」に関するものでした。

今回、職場で諸々のトラブルに遭い、自力では解決できなかったこと、
そして、今まで自分が日本で感じてきた漠然とした「生き難さ」は、
自分自身の気質・性質による部分も大きいことは、分かっていました。

それが、この本のタイトルを見たとき、ふと、自分自身がまさに
「アスペルガー症候群」だったのではないかと気づいて、
今までのことがすっかり説明できてしまうような気がしたのでした。
もちろん、その場で一気に最後まで読みました。

今でこそ認知がだいぶ広がっていますが、きっとご存じない方も
いらっしゃると思うので一応簡単に説明しておきます。

「アスペルガー症候群」は、「広汎性発達障害」とも言われ、
「知的障害を伴わない自閉症」と表現されることもあります。
自閉症に限らず、精神疾病全般はどこまでが正常でどこからが
異常なのか、その線引きが難しいものですが、その中でも特に
「アスペルガー症候群」の人の中には、特に問題なく社会生活を
している人もいれば、多くの自閉症の人のように一般的な社会生活には
適応できない人もいます。そこで、問題となる自閉傾向の状態は
「自閉症スペクトラム(連続体)」として分類されていて、ごく軽度な
ものも含めれば「アスペルガー症候群」に該当する人はかなりの数が
いるのではないか、という見方もされているようです。

 (詳しくはこちら)
 http://www2u.biglobe.ne.jp/~pengin-c/autism-as.htm

今まで、自分も「アスペルガー症候群」については知っていましたし、
昔、学校に自閉症らしい友達がいたこともありました。
ブリスベンでボランティアをしていた時も、ADHDかアスペルガーか
どちらかが疑われる子がいたりしました。
そうした人々が、人と関わり合うことがどれほど難しいか、よく分かる
つもりでした(今にして思えば、彼らが他人と相容れない部分に共感
していたのかも)が、それが自分自身にも当てはまるとは、
そういえば考えたことがありませんでした。

でも、いざその考えを自分自身に適用してみると、自分が今まで
遭遇してきた苦労の数々は、自分が「アスペルガー症候群」である、と
理解することでほとんど納得できてしまうのです。

他人が自分を「真面目」だとみなすことに違和感を覚えることも。
自分が他人と比べて極度にロジカルなことも。
急に話しかけられたり、目的語がない指示をされると、
脈絡がつかめずパニックになることも。
一切の感情を入れずに物事を進めようとすることも。
人付き合いをあまりしないことも。
それらのことで他人から疎まれ、信頼関係を築けなかったことも。

自分に一切非のない苦労でも、例えば親から受けた苦労は、
元をたどれば精神病的な遺伝要因によって、親自身も心を病み、
苦労したことが原因、と言うこともできます。
(だからといって酒に溺れ、暴力を振るっていい理由にはなりませんが)

自閉症や「アスペルガー症候群」は、遺伝的要因が大きく影響
しているとされているのです。

実は、僕の父は僕が生まれた前後に統合失調症に罹っていて、
精神病院に入院していました(大人になってから知りました)。
僕が物心ついた頃には既に退院していましたが、まだ薬をもらいに
通院していたのと、その病院名を覚えていて、後でそのときの
病院名を調べたらその地域では割と大規模な、入院施設のある
精神病院でした。

ただし、当時は精神科医の間でさえ、まだ現在ほどは認知が進んで
いない状態でしたから、実際には経験的に父は軽度の自閉症
だったのではないかと、僕は以前から考えていました。
事実、過去には軽度の自閉症患者が社会適応の過程で受けるストレス
によって症状を悪化させ、統合失調症(当時は精神分裂病)と
誤診されるケースも多かったそうです。

僕はというと、十代後半から7年程はうつ病で引きこもりでした。
学校も休学期間を挟んで復学したものの、結局中退しています。
でも勉強自体は好きだったので、どうしても大学へ行ってみたく、
地元でアルバイトをしながら1年間貯金と大検・大学受験をして、
東京の夜学に行きました。

でも生活費も学費もすべて自力でまかなわなければならなかったので、
昼間働いたのですが、結局そこで忙しくなりすぎてうまくいかず、
中退を繰り返すことになってしまいました。
しかも、忙しくなったこと=職場で自分の存在を無視できなく
なったこと、が基で社長と衝突してしまう羽目になり、学校も会社も
ほぼ同時期に辞めることになりました。

ITエンジニアとしてやっていくことにしたのは、その後からです。

組織だって、所詮は人間の集まり。
矛盾や不合理だって普通にあるでしょう。
でも、それはいいんです。
完璧なんて求めていません。
ただ、道理は認めて欲しい。

会社には会社の改善点が、自分には自分の改善点がそれぞれあり、
自分は自分の問題だけを解決する努力をすればいい。
酷い目に遭っても、誰も自分に明確な悪意を持って、自分に悪さを
した訳じゃありませんから、誰も恨んだり、憎んだりしたくありません。
(それをいいことに、何でも自分のせいにされてしまうことはありますが…
 その体質自体が問題だとは思いますけど…)

組織の問題を個人の問題にすり替えたところで、根本解決をしないのは
当然です。どうせまたいずれ、同じ組織で同様の問題は起きるでしょう。
でもその時には既に、自分の問題ではありませんから。
中の人が、今回のことから学習して改善するかどうかは、自分には関係ない
ことであり、それはまた自分自身についても言えることだったりします。
そういう意味でも、雇用者と労働者はあくまで対等だと思います。

今回アスペルガーかもしれない、と気づけたことは、とても幸運なことでした。
確証はありませんが、でも、実際にアスペルガーと診断されるかどうかは、
この際自分にとってはあまり重要ではないような気がしています。
ただ、そうした傾向を持った人々が世の中にはいて、自分も限りなく
そこに近いところにいる。そしてそれは、誰が悪いことでもなく、
遺伝のせいである。それは根本的に変えることはできず、受け入れ、
付き合い方を学び、よりよく活かしていく方法をとるしかないものである。

自分や他人を責めなくて済む理由としては、それだけで充分で、
救われた気持ちになりました。
日本で感じていた「生き難さ」も、日本人の精神性によるものだけでは
なくて、自分のアスペルガー的性質がさせていたことだと思えば、
日本人や日本人社会を嫌いにならなくて済むと思えました。
オーストラリアで暮らすほど、外国から見て日本がいかに理想的な国家で
あるかということを実感しますし、そしてそこからはみ出さざるを
得なかった自分の存在というのが、惨めで情けなくて仕方なかったからです。
日本には、海外で暮らす=カッコいい、と思う人もいるかと思います。
中には、そうして鼻にかけるような人もいるでしょうが、実際は、憧れる程
カッコいいものでもありません。快適さは間違いなく日本の方が上です。
海外への赴任を、嫌々受け入れている人だっているかもしれません。

脱線しましたね。もし自分が本当はアスペルガーではなかったとしても、
今の自分が持つ気質や特性は、変えようとして変えられるものではないし、
よりよく活かせば個人と社会の両方に有益であることは間違いないという点で、
アスペルガーと同じだと言えます。居場所を選ぶのも同じ。
そういう意味では、誰にとっても多かれ少なかれ、当てはまることでしょう。

自分は、自分との付き合い方として、将来的な独立を決めた。
それが今回の学習結果です。
奇しくも、というか、必然、というか…
それは僕の父が取った道と同じなのですが。

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■ Comment

お久しぶりです

私も発達障害です。私が気づいのは、五年前。抑ウツで通院していた時に発覚しました。
大人の発達障害の診断基準は、一番が「日常生活が困難であるか」です。子どもと違い、ある程度我慢できるがために、心にためこみ、二次障害を生じます。
ちなみに私はADDとアスペルガーの合併。超生きにくいです。
やめさんは前向きに考える力をもってる。自己暗示ができる。それって実はすごいことですよ。
残りのワーホリ生活、満喫してきてください。

Re: お久しぶりです

To ゆかりさん

コメントありがとうございます。
なまじ「普通」に近い生活ができてしまうだけに、やりづらいですよね。
自分もこの前まで働いていたときは、何度も「心が折れそう」になりました。
仕事で上司や先輩に相談しても、「何で俺に聞くんだ!?」って苛立たし気に
言われたりして、「自分が悪いのか…」と悩んでましたねぇ。

お金の心配もあるにはありますが、取り敢えずもう少し
オーストラリア生活を満喫しておこうと思います。
苦しい思いをした分、今度こそはなにかラッキーがあるでしょう(笑)
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プロフィール

T.Satoh

Author:T.Satoh


Tインフラ系エンジニア。
2年間のオーストラリアワーホリで
海外就労を経験後、日本で再就職。
将来は教育系ソリューションで
新規事業を手掛けてみたい。

※Twitter連携してます。
 ブログ更新履歴は
@ho_okがつぶやきます。

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