スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【滞在371日目】いとをかしきマインドギャップ

例えば僕の場合、「こういう行動をしたら、こういう結果だろうな」と、
ある程度予想しながら、仕事だったり、日常の生活をしています。
そして、「こういう結果が来たら、こうしよう」
「でも、こういう結果だったら…」みたいに、ある程度考えられる結果に
対して、予め対処法を考えていることが多いんです。
自分に限らず、多かれ少なかれ、他の人もしていることだとは思いますが。

でも、やっぱり人生ですから、そんな予想を大幅に裏切って、考えも
しなかった結果に驚くことだってしばしばあります。
オーストラリアに来ることについても、その時までの人生の中で知った
外国文化の知識はそれなりにありますから、自分の知り得る範囲で予想は
していた訳です。
きっと日本は、他の国より豊かで恵まれているのだろう…
きっと日本人は、他の国の人より神経質でキレイ好きなんだろう…

とか。当たり前といえば当たり前なんですけど。
日本から出たことのない人でさえ、そんなこと言われなくなって知ってる、
って思いますよね。それでも、当たり前のように知っていたことでも、現実を
見て改めて驚くというか、実感させられる、ということもあります。
次の記事とかは、特にそうでした。

 “自虐”日本に驚く世界のエリートたち ――日本人の自国批判で傷つく人も
 http://diamond.jp/articles/-/11265

例えば昔、僕が確か20歳位の時に、付き合っていた同級生の子がいました。
時々その子の家で、家族一緒に食事をしたりするような関係になったのですが、
その子の家は家族がみんな仲良くて、愛情に溢れていて、自分から見たら
平和で理想的な家庭に見えました。
それでも、その子のお母さんは「私たち家族は、お金には恵まれなかったから
贅沢はできないけれど、質素でも幸せかもしれない」みたいに言っていました。

自分からしたら、親がちゃんと働いていて、持ち家があって、子どもも習い事に
通っている…それなのに、お金に恵まれなかったと言えるその真意が分からず、
僕は本気で訝しがったものでした。
質素って…アンタ、十分豊かな暮らししてるじゃないですか、と。
ウチは借家さえ追われる状態で、持ち家があるということ自体が、
信じられない贅沢に思えてた位でしたからねぇ。

だいたい、専業主婦で旦那の稼ぎで生きているのに、その言い方は
あんまりなんじゃないかと、今なら思いますけど(笑)
きっとお嬢様育ちなお母さんだったのかもしれません。
そして、きっとようやく自分の幸せに気づくようになって、善かれと思って
その時は僕にそんな風に言って聞かせたのかもしれませんけど。
同級生本人ともやっぱり意識のギャップはあって、僕の精神状態が最悪
だった時期なこともあり、長続きしませんでしたが…。

まぁ、そんな経験があったことも手伝って、先述の記事のような外国人の
日本への反応は、とてもよく理解できるつもりなのです。

僕は貧乏してきたつもりですが、それでも、自分よりもっとひどい貧乏も
あると知っています。僕は幸い、飢えて苦しんだことはありません。
それは生活保護によって最低限の生活が補償されたからであり、
それは日本という国だからできたことです。
それだけでも、世界でみたら全く貧乏とは言えないはずなんです。
かといって、自分の親が働きもせずに他人の税金で飯を喰い、酒を飲み
パチンコをする…そんな惨めな思いは、二度としたくありませんけどね。

以前もこのブログで書きましたが、ミートファクトリーで働いていた時も、
その前にGlenInnesのレストランでウェイターをしていた時も、
「なぜ日本人のお前が海外で働きたいのか」と、訊かれたものです。
特にレストランのオーナーの息子はシンガポール系のチャイニーズで、やはり
「日本に行きたい」と言っていましたから、上記の記事には実感があります。
少し前になりますが、こんな嬉しい記事もありましたし。

 日本尊敬され続ける、くじけるな…シンガポール : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110218-OYT1T01110.htm

日本のデフレは、日本人の自虐的な精神がそのまま経済に現れてるだけなんじゃ
ないか、と思うことがあります。例えば会社が人件費を抑えることは、
その会社の原動力のはずの社員の価値を、低めることです。
同様に、お父さんの小遣いを抑えることは、家族のために働いてくれている
お父さんの価値を低めることです。
社員もお父さんも、会社と家庭にそれぞれ、欠かせない存在のはずなのに。

それに自分も含めて、日本では気がつけば誰かや何かに、文句ばかり言っていた
ような気がします。誉めることと文句を言うことの比率を考えてみたら、文句を
言っていたことの方が、やっぱり多かったと思うんです。

なので、みんながもうちょっと意識を変えて、互いの価値を認め合い、
高め合えたらいいのに、と思います。

だから例えば、あるお店で外食しておいしいと思えたなら、次は同じ店で、
敬意をはらってもうちょっと高いメニューを注文してみる、とか。
高い!って思っても、すぐさま却下する前に、それが自分にとってどれだけ
大事なものか、考えてみて欲しいと思うのです。大事なものになら、
お金は払うべきです。
それは結局、自分自身を大事にすることでもあると思います。

自分には価値があるから、自分が大事だと思うものにも、それだけのお金を
かける価値がまたある…そういう循環で互いの価値を認め合えたら、きっと
うまくいくようになると思えるんですけどね。内向きな自尊心を、もっと
みんなが持てたらいいんじゃないかと思います。

それに日本のマスコミが世論の形成に影響力を持っている自覚があるのなら、
他人の粗を探して叩くばかりじゃなくて、美点を誉め讃える報道で良い方向に
世論を形成して欲しいと思いますね。精神論的に日本の美徳を語る記事は
時々見ますけど、客観的なデータを示して、世界的に見て日本はこんなに
凄いんだ!っていう説得力ある記事は、あまり見ない気がするんですよね。

失業率やGDPがこんだけ悪化した!じゃなくて、世界的にみてこんだけ
優秀ですよ!とか、政府の政策でこんなに救われた人が!って記事、
見てみたいです。政府も良いことだってしてるはずなんだし。
ODAで他国にこんだけ感謝されてます!とかもね。

という訳で、プラス思考と他人を誉めること、推奨。
日本もオーストラリアも、どっちも素晴らしい国なんですよ!
スポンサーサイト

■ Comment

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

非公開コメントをくださった方へ

コメントありがとうございます。
でも私からここに返信すると、内容を公開にせざるを得ないので、
もし良かったらメールアドレスを入れていただけると嬉しいです。

とりあえず、就職活動は大変だと思いますが、頑張ってください。

No title

なんとなく非公開にしてしまいましたが、特に深い意味はないので公開にしてコメントさせていただきます。
これまでの記事を読んでT.Satohの行動力に驚かされます。
保護された時間のある学生の身で行動しなかった事に少し後悔してますが
このブログのおかげでまだ遅くないと思えました。
これからも更新楽しみにしてます。

No title

嬉しいコメントありがとう。
じゃあこちらも遠慮せず、公開コメントで。

日本の企業に絶望する気持ち、よく分かります。
たぶん、僕より若い世代の人は、僕らの世代よりも
もっと希望が持てない状況なんだろうと思います。

でも今、いつか海外に出たい!という気持ちを
持っているなら、それは今後強みになると思います。
まずはその気持ちを大事にし続けて、近い将来必ず
実現して欲しいですね。 個人的には、一度は日本で
就職して、社会人としての経験を日本で得ておく
ことをお勧めしたいです。良くも悪くも、人生で
最初の就職というのは、その後の職業観を大きく
左右することになりますので。

僕もある意味、日本への絶望から仕事を辞めて
飛び出してきた訳ですが、今では日本で社会人経験
できたことをとても良かったと思っていますし、
何より日本で生まれ育ったことを、とても誇りに
感じながら生きられるようになりました。
日本人としての価値観があるおかげで、他の国の人
からも信頼してもらいやすかったり、良い人間関係を
築きやすいと思えるからです。

学生の間にもし余裕ができたら、ショートステイなどで
一足先に海外体験しておくのも、良いかもしれませんね。
非公開コメント

プロフィール

T.Satoh

Author:T.Satoh


Tインフラ系エンジニア。
2年間のオーストラリアワーホリで
海外就労を経験後、日本で再就職。
将来は教育系ソリューションで
新規事業を手掛けてみたい。

※Twitter連携してます。
 ブログ更新履歴は
@ho_okがつぶやきます。

カレンダー
12 | 2017/03 | 01
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
FC2カウンター
Thank you for your access.
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。